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ほてり、しもやけなど季節の悩み

急激な気温の変化に対応できる体質って?

春、夏、秋、冬という四季がある日本。季節の寒暖差など、四季それぞれに変化していく気候にあわせた体調管理がとても大切になってきます。血めぐり研究会の代表を務めている川嶋朗先生に、季節ごとに現れる症状やその改善法などについて伺います!

春は、暖かい日が続いたり、急に寒くなったりすることがあります。
衣服などで調節していますが、こうした気温の変化に疲れを感じたり、風邪をひいてしまったりします。急な温度変化に耐えるには、やはり血めぐりをよくしないといけないのでしょうか?(40代前半女性)

おっしゃる通り!
人間は、寒いと感じると熱を作り、暑いと感じると熱を発散しますが、これがうまく働くのは、血めぐりがよくて代謝のいい状態のときなのです。

血めぐりも代謝も、年齢とともに悪くなっていきます。なので、気温や気圧の変化に身体がついていけなくなってしまうのです。
とくに低気圧のときは副交感神経が優位になっているので、身体は眠った状態になっています。
この状態で、仕事したり活動したりしているわけですから、疲れを感じやすくなるのは当然。風邪もひきやすくなるかもしれません。

面白いことに、日本人の多くは、春になると春の装いになって、たとえ寒い日があったとしても、冬の服には戻りません。
でも、欧米などでは、季節と衣服がバラバラ!
4月でも寒がりの人はダウンを着ていたり、2月でも暑がりの人はTシャツを着ていたりします。寒さと暑さの感じ方は個人差があって当然なんです。加えて、文化の違いといいますか、他人の目を気にしないということもあるのかもしれませんが。
春には春のファッションを楽しみたいという気持ちは、もちろんわかります。
でも身体のことを考えたら、他人の目を気にせず、季節に関係なく、自分の体感で衣服を選ぶほうがいいのではないでしょうか。

衣服以外の対策としては、普段から、軽い運動をして筋肉をつけましょう。その結果血めぐりがよくなり、代謝が上がれば、そのうち厚着も必要なくなるはずです。
理想的な体質になるように、衣服を調節したり、身体を温めたりして、気温が変化しやすい季節を乗り切ってください。

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川嶋 朗先生

川嶋 朗先生プロフィール

血めぐり研究会代表。東京有明医療大学 保健医療学部鍼灸学科 教授。東洋医学研究所附属クリニック自然医療部門担当。日本内科学会認定医・総合内科専門医。日本統合医療学会(IMJ)理事、医学博士。